チーズケーキ屋編(番外編アルミー視点)

「アルミー! 寂しかったんだゾ! 恋人を置いて、こんなに放置してくなんて酷いゾ!」 ゾーイは俺に抱きついてきた。だいぶ久しぶりの訪問だった。チーズケーキを食べたいとレティが本気で俺を脅してきたので、仕方なく連れてきた。錬 … “チーズケーキ屋編(番外編アルミー視点)”の続きを読む

23.レンタル冒険者編Ⅱ(番外編アルミー視点)

最初に断わっておくが、俺達はレンタル冒険者を二人募集しただけで、アルルとコンスを指名したわけじゃない。この二人、結構なポンコツだった。 「アルルです! 職業は吟遊詩人です! でも、風使いとして冒険します!」 「コンスと申 … “23.レンタル冒険者編Ⅱ(番外編アルミー視点)”の続きを読む

22.レンタル冒険者編Ⅰ(番外編アルミー視点)

俺の名前はアルミー。職業アイテム士。実家がアイテム屋やってて、なぜか俺は錬金術師の資格を取ってしまった。親父はアイテムの買い付けのみを行うが、俺は自分で作ることができる。それなのに、まだ見ぬ材料を求めて冒険者としてデビュ … “22.レンタル冒険者編Ⅰ(番外編アルミー視点)”の続きを読む

21.バイト探しの旅

「全~然~みつ~から~ないよ~!」  アルルが叫んでいた。 「はっ! マールのしゃべり方が移ってる!」 「私~の~しゃ~べ~り~方~を~病原菌~み~た~い~に~言~わ~な~い~で~く~れ~る~?」  マールがアルルを睨ん … “21.バイト探しの旅”の続きを読む

20.貧乏パーティー

「お金がない……」 はじまりの街の拠点に帰ってきて、最初にコンスが言った言葉がこれだ。拠点の宿屋の一室でまったりしていた空気が一瞬で凍った。 「今~回~、連続~で~二~回~も~遠~征~行った~か~ら~ね~ぇ~」 「本来な … “20.貧乏パーティー”の続きを読む

19.打倒火竜!

「そういえば、打倒火竜するにはどうしたらいいんだろう」  勇者の剣を復活させてはじまりの街へ帰る途中でのことだった。 「アルルが言い出したんだろう。しっかりしてくれよ」 「コンスが結構マジで怒ってる~。だって~火竜のこと … “19.打倒火竜!”の続きを読む

18.はじまりの魔法使い

 アルルはゆっくりと語り出す。 「はじまりは、人間の女性と男型の魔物の恋だった。大昔、魔王がこの世を征服しようとしていた時だった」  アルルの瞳は金色に光り輝いていた。まるでこの世のものではないように。アルルの意識は書庫 … “18.はじまりの魔法使い”の続きを読む

17.騎士エルフィンの剣呑

 エルフィンとコンスは物陰に移動した。あまり皆に聞かれたくない話だったのだ。 「勇者の血を引いているということは、王家の血族に連なるものなんじゃないですか、貴方は」  コンスをみるエルフィンの瞳は剣呑を含んでいた。 「僕 … “17.騎士エルフィンの剣呑”の続きを読む

16.勇者の剣の復活

「コンス、なんで泣いてるの?」  アルルがコンスの顔を覗き込んで言った。 「剣が歓喜してる。感動して泣いてるみたい」 「綺麗になって嬉しかったんだね!」 「ありがとう、アルル。君が言ってることを本当は信じてなかった。でも … “16.勇者の剣の復活”の続きを読む

15.天才鍛冶師エルク

 彼はその高貴な剣と向かい合っていた。 『きっと君は僕の想像できないほど強い敵を切ってきた。素晴らしくて強い剣なんだ』 「この剣を復活させられること光栄に思う」  エルクはまるで戦に赴く前の戦士のような顔をしていた。 「 … “15.天才鍛冶師エルク”の続きを読む