8.パーティの朝昼

「ふあぁ~」  アルルは大きなあくびをした。 「はぁ~~~」  次に大きなため息をついた。 「朝から~や~め~て~」  マールがふんわりやんわり苦情を言った。常駐している宿屋の大部屋での朝のことだった。 「気分が落ち込む … “8.パーティの朝昼”の続きを読む

7.はじまりの街の図書館

「今日もコンスと一緒かぁ」  アルルが不服そうに言った。 「イヤ?」 「いやっていうか、他の人たちは? 仲良くなりたいんだけど」  コンスは目を泳がせた。 「ヘルンとマールは仕事だよ」 「ゲイルは?」 「なんか機能停止し … “7.はじまりの街の図書館”の続きを読む

6.バイト決まった

「ところで、生命いのちの泉ってどこにあるの?」  コンスが近くの森から帰りがてら、アルルに聞いた。 「知らないよ」 「知らない?」 「うん、伝承でしか知らない。どこにあるかはわからないよ。勇者の剣を打ちなおすことができる … “6.バイト決まった”の続きを読む

5.勇者の剣

「バイトってどうやって探すの?!」  あれから無情にも三日も経っていた。 「大丈夫、見つかるよ。慌てて探すより自分に合ったのを見つかる方がいいよ」  さわやかそうな笑顔で他人事のように話すコンスを恨めしそうな眼でアルルは … “5.勇者の剣”の続きを読む

4.バイトしたい

「バイトかぁ」  ベースというか拠点として使っている宿屋の一室にいた。お金がないので、大部屋を5人で使っていた。パーソナルスペース皆無だ。Lv.0のぺっぽこ冒険者なら仕方ないだろうが。なんとなく、そのまま慣れてしまって最 … “4.バイトしたい”の続きを読む

3. Lv.1スライム討伐クエスト

「本当に大丈夫なの?」 「大丈夫だよ!」  不安になったアルルがリーダーであるコンスに聞いた。 「この流れで早速、クエストを受注しようか!」 「待って、連携とか、そういうのいいの? 明日でもいいと思うよ」 「実践あるのみ … “3. Lv.1スライム討伐クエスト”の続きを読む

2.はじめての出会い

吟遊詩人のアルルは冒険者ギルドに来ていた。 「パーティが組みたいな~」 アルル十六歳。故郷から出てきて、はじめての大きな国でのギルドだった。風使いだが、吟遊詩人である自分には、火力(攻撃力)が足りない。一人で魔物を倒すこ … “2.はじめての出会い”の続きを読む

1.おんぽこはじまるよ~プロローグ~

魔物がはびこり、不思議な力が溢れる世界。 この世には魔物から世界を守るため、奮闘する者達がいた。 剣士だったり、魔法使いだったり、僧侶だったり、拳闘師だったり。 そして、吟遊詩人だったり。 彼らのパーティはへっぽこだ。 … “1.おんぽこはじまるよ~プロローグ~”の続きを読む